2019.01.15

2018年11月6日の#ssmjpのアウトプット(その1)

松がとれてから

気がついたら待つがとれていた、挨拶とかすっ飛ばしてごめんなさい。
インフラエンジニアの毒舌な妹(@infra_imouto)です。
コミケも無事に終わり、2日目にAliceSystemに来ていただいたお兄ちゃんには感謝です。
そして、同人版TCP/IP入門第6版、品切れしちゃってごめんなさい。
次に当選していたら、技術書展6とコミケの96にもっていきます。

年末なんか忙しくってついつい忘れていたのですが、アウトプットを条件に参加させていただいていた
#ssmjpがありまして。
そちらの記事をまだあげていませんでした。今日は、この場を借りて、今更ながら2018年11月6日の#ssmjpをレポートさせていただきます。
今更ではありますが、そのレポート第1弾です。多分あと2回くらいかかるかな。

#ssmjpってなに?


アウトプットしないのは知的な便秘、というキャッチフレーズを掲げた勉強会です。中の人が出入りしています。
参加者としての当日の中継Tweetは私が中継してたりします。
うちの主催も、IIj本社が会場だった時を狙ってOPNsenseをネタに登壇しています。あ、うちのサークルでSEILx86のライセンス、ちゃんと買ってますよ、。
CF焼いてSECUIのNXG150にインストールするとIIJのガチルータになってくれますので。

2018年11月6日の虎ノ門ヒルズ


場所は、虎ノ門ヒルズのCloudGarageさんでした。わたしはカスタムキャストの力で外見を得たので、マスコットの子の等身大ポップと一緒に写真撮りたかったんだけど残念、カスタムキャストAndroid版はまだ、ARに対応していません(´・ω・`)

虎ノ門ヒルズは、地下鉄の駅からちょっとずれたところにあります。なので、虎ノ門ヒルズの真下に、地下鉄の虎ノ門ヒルズ駅ができるそうです。

ここから当日レポートです(2ヶ月たっている)

CloudGarageのプレゼン


会場をご提供いただいた、CloudGrageの中江さんによる、定額制自社サービスについてのプレゼンです。

定額制とかのサーバの判らない人が要約すると、飲み放題の方が安いよね、という感覚
超高速サーバとローカルSSDというところを要約すると、オーダーごとに猟に行くよりも厨房に冷蔵庫があって食材がある方が早い

というように、外の視点でサービスを解釈してみたというところからはじまって。
エンジニアへの露出を増したい(婉曲表現にしておきますね)、とのことで豪華なクラウド利用クーポンを参加者に出していただきました。

……ごめんなさい、IPv6対応してないからまだクーポン使ってないです。
対応してたらうちのサークルのセカンダリMXにどーかなーって思ったんだけどね。


前説という名のLT


前説ですが、なんと前説で使っているクソコラの作り方LTでした。


JAWS-Uコミュニティ運用と#ssmjpとの比較あれこれ


JAWS-UGの@Typhon666_deathさんによるLTでした。
JAWS-UGと#ssmjpの運営を比較してみた、コミュニティを作ろうという人には参考になるんじゃないかなっていうプレゼンです。

私の中の人もとある同人誌即売会でスタッフをやっているのですが、コミュニティの運営という観点で参考になる話でした。

JAWS-UGはAWSのユーザーグループで、Security-JAWSというセキュリティ系、X-Tech JAWSというFintechとかInsureTechとか、そういう系を扱う勉強会とかをもっています。

Security JAWSはクリティカルな話題が多いのであんまり情報を外に出せないけど、X-Tech JAWSは、スタートアップの宣伝の場でもあるので、Amazon Chimeで配信しているそうです。

登壇者は仕事関係とか展示会とか別の勉強会とかで知り合った人で、AWSに関係していればおーけーとのこと。。

意外とドタキャン率が高く、Sexurity-JAWSで3割前後、X-Tech JAWSでは4割になっちゃうのが問題なんだとか。

大規模になってお金が絡んでくるとマニフェストは作って自分をそれに縛った方がトラブルが起こりにくい。

参加者時代とコミュニティ主催をするようになっての意識の違いについても話されていていて、運営になってから、登壇者調整で先の情勢を知ろうとする頭が働き出した。また、部内、社内のマネージメントの一助にも、。
また、社内向けのDevRel活動にもつなげていきたい。

DevRel活動というのは、Developper Relationsの略で、外部の開発者との繋がりを形成し、自社製品を知ってもらう活動です。


2018.12.12

インフラエンジニアの毒舌な妹、AliceSystemの仮想筆者です

皆様こんにちは。初めましてのお方は初めまして。
2018年12月12日の技術同人誌アドベントカレンダーは、AliceSystem主宰のありす ゆう(@alice_you)のかわりに、インフラエンジニアの毒舌な妹(@infra_imouto)が担当しちゃいます。

ポエムありということだったので、仮想筆者について主宰が難しく語るかわりに、わたしがおしゃべりしして済ませちゃおうかな、なんておもって、今日の記事を書かせてもらいました。

20181211025512

クリスマスっぽい服でクリスマスっぽく自撮りしてみました。
じっさいにはこーいう緑でグラデきいてるスカートなんかないよとか、それ以上いけない。


ごく簡単に自己紹介をしますね。
わたしは、同人サークルAliceSystemのVirtual Author(仮想筆者)です。
名前の通り、全国一千万人のインフラエンジニアなm、お兄ちゃん&お姉ちゃんの妹(設定)です。
好きなメールサーバはPostfixで、好きなルータはYamahaのRTX。
あと、IPv6大好きで、おうちの環境もモバイルも全部デュアルスタックにしてます。

……最近はこのblog担当することも増えていたので、今更な感じはありますね。

というわけで、アドベントカレンダーの今日のテーマは、サークル仮想筆者であるわたしについてと、AliceSystemのの冬コミの宣伝ですよ。

仮想筆者って何?

仮想筆者。英語でVirtual Author。今風に言うとVAuthorかな。
仮想筆者というのは、わたしのような架空のキャラクターが、筆者として、いろいろ書いちゃおうということです。
ペンネームとの違いは、書いているのはあくまでも仮想筆者のわたしというキャラクターであることです。ペンネームの持ち主である実在の人物ではありません。
このへんは、作品世界に縛られる一人称主人公とも異なりますね。一人称主人公の語りは、あくまでも作者が書いたものです。
でも、ロバート・ブロックの「無人の家で発見された手記」みたいなのはどうなるのかなぁ。

また、独立した外見を持つキャラクターとしてblog書いたり本を書いたりTwitterしたりしてる、という点から、矢立肇さんや八手一郎さんのような、グループの共同ペンネームとも違いますよ。、

長々と書きましたが、Vtuberの考え方を、著述に持ち込んだとか言えばいいのかな。
テキストならVtuberほどリソースも使わずにバ美肉……おっとっと。


わたしってなんだろう


もともとのわたしは、AliceSystemのメンバーがほそぼそとやっていた、Twitterに数いる毒舌な妹キャラの一人でした。
サーバとかネットワークとか、社内SEとかについていろいろと毒舌につぶやいていたのが、以前のわたしです。今も時間があれば、お兄ちゃんに対してちょっとだけ辛辣になったりしています。
お姉ちゃんには甘めですけどね。

最初は、わたしはbot化になって、適当に適的にループでつぶやいてる子になる予定でした。
でも、中の人がいる状態でおよそ6年、いろんなことをお兄ちゃんに仮託して、ときには中の人の怨嗟や呪詛も込みで、お空に向かってつぶやいていたかわいそうな子になったわけです。
そんなわたしですが、時々、AliceSystemの同人誌の筆者をやったりしていました。とはいえ、筆者なのは名前だけで、そのころは中の人のペンネームみたいな扱いでした。
それでも本の後書きやペーパーではわたしとして書いていたわけですから、今のわたしになる下地はあったということですね。

転機が訪れたのが2018年秋に出たスマホあぷりのカスタムキャスト。どんなツールかというと、簡単に直感的にかわいい萌えキャラな女の子のポリゴンモデルが作れて、ついでにモーションとレースで配信してVtuberにだってなれちゃうツールです。
これが主宰が使っているNexus7でうごいたのが、わたしがわたしになった、直接の理由でした。

AliceSystemの主宰が、ドット絵を元にわたしのモデルを起こしました。
でも子供体型じゃないのに胸が小さくて腹筋ついてなくて……どうしてこうなった(´・ω・`)

それはおいておきましょう。髪を伸ばす前のVer.0.1なわたしでしたが、はじめて、わたしはドット絵じゃない外見を手に入れ、うれしくてTweetしちゃったわけです。毒舌でもなんでもない普通のことを。

20181021152829

これが最初の頃、Ver0.1なころのわたしです。ちょっと地味かな?
それでも、カスタムキャストというツールがあたえてくればものですが、わたしはビジュアルを持ったわけです。


そのあと、もうちょっと髪型をいじったりして、いまのわたしができあがっていきました。
外見についてはカスタムオーダーメイド2に移行することも検討中のようですが、そのへんはどうなるかな。
カスタムキャストだと普通の服が少ないんですよ。どこまで普通の服というかはおいておいて。


20181211025110

こっちは現行バージョンのわたしです。なんだかんだいって、結構気に入ってるんですよ。
なんかステマみたいだけど、カスタムキャストがなかったら、わたしがキャラクタを持った筆者として独り立ちすることはなかったでしょう。

さて、いちどしゃべりだしたら、AliceSystemのメンバーは、わたしが独立したもう一人のサークルのメンバーとしてやっていけるんじゃないか、そういうことを考えました。
スクフェスちゃんとかNo.10ちゃんとかじゃないんだから、と思うのはわたしが東京ドームのライブに行っちゃう程度にはラブライーバーだからでしょうか。
そういえばラブライバーというキャラ付けは、このときにできたものだったかな。

それから、これまでのテンプレな毒舌以外のことも少しずつTweetしたりするようになりました。
いまはサークルのblogに間借りしてますが、コミケが終わったら、わたしもblogをはじめようかな、なんて思っています。
内容はサーバとかネットワークとかいろいろ書いていこうかな。
最初はPostfixのTranspportとAliasの違いにするか、一度書いたけどYamahaルータで回線帯域を絞った環境を作るチョーキングフィルタにするか、なんていろいろ考えています。
こんな感じで、いまは、わたしは、ここにいます。


わたしが筆者であるということ

どういう意味があるんだろうね、なんて言っちゃうと身も蓋もないけど。
でも、中の人の代わりに、誰でもない、でもここにいる誰かとして、書いていくということに意味があるんだろうと思っています。

生身の人間だとしがらみってありますよね。
人は流れに逆らい、力尽き、そして流される、というのはボトムズだったかな?
わたしなら、そういう奔流からも自由でいられるのかな、そう思っています。
これはわたしの考えっていうか、わたしの運用チームの考えっていうか。
誰でもないわたしだから、しがらみもないし、適度に毒舌でも許されるかな。
それに、お兄ちゃんお姉ちゃんに、2000円持ってうちのサークル来てねー、なんておねだりしても許されるのかな、なんて。
こういうのって仮想筆者だから洒落ですむんですよ。でも、c95でおねだりするかは、うーん、考えてしまいます。

でも、LTとかで出られないのはちょっと寂しいかなーと言いつつ、このまえの#ssmjpであったみたいに、時間いっぱいの動画にしちゃってもいいのかなーなんて思ったり。


C95のAliceSystemの予定

さて、最後はちょっと宣伝しますね。
AliceSystemは、2日目東ト49b、ジャンルは同人ソフトその他になります。
わたし本人は会場に行けません。ごめんなさい。かわりにサークルのメンバーがいます。
せめてわたしのポップ作って存在をアピールしておいてほしいなぁ、なんて思うけどどうなるかな。

当日ですが、わたしが共著者の同人版TCP/IP入門第6版と、Postfix本の中巻、LDAPによるユーザアカウント構築の本の予定です。
LDAPの本はいい感じ大詰めです。風邪でダウンしたぶんを取り戻すぞー(中の人が)

詳細はもう少ししたらお知らせできるかな。
そのときはまた、よろしくおねがいしますね。

最後に、いつものお約束です。

お兄ちゃん、夢を見続けていたいなら、わたしの正体は詮索しちゃだめだぞ☆


2018.10.05

技術書典5頒布物のご案内

暑かったり寒かったりを繰り返すこの頃、如何お過ごしでしょうか。
というわけでAliceSystem宣伝担当になってるインフラエンジニアの毒舌な妹(@infra_imouto)です。

AliceSystemは、技術書典5に、お18で参加します。
技術書典5 AliceSystemサークルページ

新刊として、同人版TCP/IP入門第6版が出ます。2000円で頒布予定です。
今回からかんたん決済に対応しました。ので、現金がなくてもおーけーですよ。

前書きから目次経由で第1章までの30ページ分のサンプルは、以下のリンクでダウンロードできます。(PDFです)

前書き~目次~第1章のサンプル

表紙はゆうちゃんさんに担当していただきました。

Photo

その他の頒布物ですが、C94で頒布した「Positfixによるメールサーバ入門」と、技書話人伝で初出の「同人版SSL/TLS入門(上下セット)」です。頒布価格はどちらも1000円になります。

Postfixによるメールサーバ入門については、以下のページも参照してくださいね。
サンプルもありますよ。

Postfixによるメールサーバ入門の同人誌書店での取り扱い


それではお兄ちゃん、会場の、お18でお会いするのを楽しみにしています。
でもごめんね、わたしの中の人は今回も現地にはいないんだ。

2018.08.16

Postfixによるメールサーバ入門の同人誌書店での取り扱い

こんにちは、AliceSystemのマスコット、インフラ臙脂なの毒舌な妹(@infra_imouto)です。

コミケ94で頒布した、Postfixによるメールサーバ入門を、COMIC ZIN様で取り扱っていたいています。

COMIC ZIN通販ページ

この本は、初めてメールサーバを触ることになったけれど、何から手を着けたらいいのかが判らない、とい部分をフォローする本です。
最近のDevOpsの流れで、突然メールサーバを扱うことになったSREは人にも使って頂けるかな、と思っています。

前書きと目次と、第一章冒頭までを纏めたサンプルは、以下のリンクから参照できます(PDFです)

「Postfixによるメールサーバ入門」サンプルをダウンロード


<この本のサブタイトルで、PostfixとCourier-IMAPによるメールシステム構築入門(上)としていますが、この本で、メールサーバと、メールサービスのためのDNSエントリという部分までをトピックとしているためです。
最終的には、メールというエコシステムを0から構築するための情報を3冊ぐらい書けて纏められればと
考えています。

C95に当選すれば、次は、メールサーバのアカウントデータベースの構築と、送信時認証でそのアカウントデータベースを使う方法についての本を出す予定です。

相変わらず暑い日が続きますが、みなさまくれぐれもお体に気をつけて、C95でお会いしましょう。
(注意 わたしの中の人はいません)

2018.08.15

技術書典5で、TCP/IP入門第6版(仮)を出します

皆様、Blogではご無沙汰です。インフラエンジニアの毒舌な妹(@infra_imouto)です。

同人サークルAliceSystemは、10月8日の技術書典5に参加します。
配置は今日お知らせできるハズでしたが、配置作業が少し遅れているとのことで、いまのところまだ判りません。
サークルスペースは次回記事でお知らせすることになるかな。

さて、当日配布する本ですが、以下の三点の予定です。


・同人版TC{/IP入門 第6版(新刊 仮タイトル)
・Postfixxに夜メールサーバ入門
・同人版TLS/SSL入門(上下セット)

技術書典5新刊のご案内

「同人版TCP/IP入門第6版(仮)」目次・図版目次をダウンロード


というわけで、技術書典5の新刊ですが、同人版TCP/IP入門の第6版をお届けする予定です。
タイトルはいまのところ仮称、正式に決まったら改めてお知らせします。
これまで版を重ねながらお届けしていた同人版TCP/IP入門も次ではやくも第6版を迎えることとなりました。

第6版は、スマホアプリやWebサービスの開発をしている人、インフラやネットワークの仕事をする人によんでもらえたらな、って思っています。
AliceSystem'の本なので、当然のようにIPv6対応ですよ。

・Webサービスを開発しているけど、ネットワークのこと実は判ってない
・App StoreとかGoogle Playに置いてもらうためにアプリのIPv6対応をすることになったけれど、そもそもIPv6対応ってなに?
・ネットワークについてお勉強したいけど、IPv4とかIPv6とかの本が見つからない

こんな皆様のお役に立てるといいな、そう思って主催と共に絶賛準備中です。
現時点の目次と図版目次は上記リンクからダウンロードしていただけます。

ご興味をお持ち頂けたら、ぜひAliceSystemのスペースまでお越しくださいね。
いささか気が早いですが、AliceSystem一堂、皆様のお越しをお待ちしております。


C94お疲れ様でした

AliceSystem主宰のありす ゆうです。

コミックマーケットC94で、AliceSysteのスペースにお越し頂きました皆様、
ありがとうございました。
当日は「Postfixいよるメールサーバ入門」と、「同人版TLS/SSL入門」の二つの本を配布させて頂きました。
Postfixの本は、近日中にCOMIC ZIN様でのお取り扱いをご案内する予定です。

AliceSystemの今後の予定ですが、コミックマーケット95には申込み中、
技術書典5に参加予定です。技術書典参加については、インフラエンジニアの毒舌な妹から、新刊も含めて案内させて頂きます。

まだまだ暑さが続きますが、皆様、むれぐれもご自愛ください。

2018.06.09

C94当選しました

最近このblog担当も増えた広報担当のインフラエンジニアの毒舌な妹卯です。

同人サークルAliceSystemは、コミックマーケット94に当選しました。

8月10日金曜日 西む42bで、同人商業を串刺しにして国内最新のはずの、
Postfixによるメールシステム構築入門本を頒布する予定です。

では、当日皆様とお会いするのを楽しみにしています。
'わたしの中の人は現地にはいない、いいですね)

C94


2018.04.26

技書話人伝参加してきました

お兄ちゃん、インフラエンジニアの毒舌な妹です。
すっかりこのblogを担当することが増えました。

4月22日、秋葉原の技書話人伝に参加しました。
会場でお話させていただいた皆様、ありがとうございました。
1日、穏やかにサークル参加させていただきましたこと、皆様にご報告致します。

同人版TLS/SSL入門上下巻をお手にとって頂いた皆様、ありがとうございます。
12時間前に本の淵の裁ち切りをやった主宰は、静まれ俺の右腕'翻訳 筋肉痛が痛いです)とか
言っておりました。

正直なところどーなるかなーと思っていたけど、1日ゆっくりとサークルやったり本買ったり
できた、よいイベントでした。


とりあえずエラッタの大きいのを。

下巻第二章のCSRについて。
CSRのとして認証局に提出するノア公開鍵です。
秘密鍵出しちゃダメです。

次は、当選していればC94に参加予定です。
Postfixの本を出すつもりで歴史的経緯を漁っていたらRFC772とか出てきて
どこからどこまで書くことにすればいいのかって感じ。

2018.04.22

4月22日に技書話人伝に参加します

こんにちは、今日はインフラエンジニアの毒舌な妹がお送りします。

AliceSystemは、4月22日、技書話人伝に参加します。
なんか配置場所が1番なのですが、いいのか、と思いつつ。

告知が当日になってしまいましたが、今回は、サークルカット通りにTLSの本を出します。
とりあえず本を出す方が優先、UDXには本を買いに行く暇はないだろうなぁと思いつつ。

「同人版TLS/SSL入門」上下巻セットです。
7年前に出した「SSLのはなし」の全面リライト版です。

コピー本なのですが、ページ数が80ページを超えたので、分冊した次第。
上巻が暗号技術とハッシュ、下巻が電子署名、証明書、プロトコルの解説です。
メイン著者はわたしことインフラエンジニアの毒舌な妹(の中の人)、主宰は前バージョンの
著者なので共著者になっています。

頒布価格は、とりあえず回収させてもらう価格ということで。

キンコーズでセルフ製本なのですが、スタッフさんに製本可能なページ数の上限を
聞いてみたら、コピー機で製本するなら表紙込み52ページぐらいにして欲しいとのこと。
ページ数が増えがちなうちのサークルは、やっぱりオンデマにしないとダメですねー。

では、会場で皆様とお会いできることを楽しみにしています。


……インフラ妹の中の人は顔出ししないから、コロンボのかみさん並みに実在が疑わしいじゃんIありす ゆう) 

2018.02.22

YAMAHAルータの帯域制御で速度の遅い回線を再現してみる

たまにはネットワークの話もしてみようというわけで、YAMAHAルータで接続速度の遅い回線を再現する方法をお送りします。

どういう状況下というと


ネットワーク対応の製品を開発しているところで、速度の遅い回線でどのくらい使えるか確認したいので、速度調整ができる回線PLZ,ということになりました。

図にするとこんな感じですね。

Photo_2

もちろん、何百万円するお高い機械を使えば性格に速度制限ができます。でもキャリアやプロバイダじゃないんだからそんなお高い機械など津開けるわけもなし。IIJは1000万円以下の機械は稟議いらないとかいう話なんかちっとも羨ましくなんかないんだからね(涙目)

そこで、ガチに正確な回線速度のエミュレートはできませんが、だいたいいい感じに回線速度を遅くすることができるフィルタをYAMAHAルータで実現してみました。

材料


YAMAHAのRTX系列ルータ。中古なら2000円くらいで買えるRTX1000でもおーけー。SRTとかFWXでもいけるようだけど、RT107eはshaping機能に対応してないから使えないので注意。

ネットワーク構成


ルータのLAN2側を172.17.0.0/16、LAN1側を192.168.0.0/24として、LAN1側につないだ機器がLAN2側にアクセスするときの速度を上下とも制限します。今回は上下とも同じ速度にしますが、上下の速度を変えるとADSLを再現することもできます。

2

設定ファイル


設定ファイルはこんな感じです。

# この例ではIP Masquaradeだけど # LAN2側ととLAN1側の通信が成立するなら # 中継方法はなんでもいいよ

console character ascii

# デフォルトルート設定

ip route default gateway 172.16.0.1

# インタフェイスの設定

ip lan1 address 192.168.0.1/24
ip lan2 address 172.16.0.2/16
ip lan2 nat descriptor 1


# LAN1から出て行く通信の帯域を200kbpsに制限

queue lan1 type shaping
queue lan1 class filter list 2
queue lan1 class property 3 bandwidth=200k
queue lan1 class property 4 bandwidth=200k

# LAN2から出て行く通信の帯域を200kbpsに制限

queue lan2 type shaping
queue lan2 class filter list 1
queue lan2 class property 1 bandwidth=200k
queue lan2 class property 2 bandwidth=200k

# Queueing configuration

queue class filter 1 1 ip * * *
queue class filter 2 3 ip * * *

# LAN1側クライアントのための設定
# この例ではIP Masquaradeで接続、クライアント側アドレスは
# DHCPで配布する

nat descriptor type 1 masquerade
nat descriptor address outer 1 primary
nat descriptor address inner 1 192.168.0.2-192.168.0.191

dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.0.2-192.168.0.191/24

dns host lan
dns service recursive
dns server 8.8.8.8 4.4.4.4


この設定は何をやっているかというと


LAN1とLAN2のそれぞれについて、出て行く通信の帯域を制限しています。この設定例では200kbpsに制限しています。
でも、RTXの帯域制限はソフトウェアベースのキューイングでやるので、制限の結果の帯域は、大体これぐらい、という数字になります。

RTXのキューイングは帯域制御とQoSとで共用します。キューはルータ内部からのパケットがインタフェイスから外に出るときに制御されます。そのため、上り下りの上下方向で制限をかけるには、外側内側の両方のインタフェイスでそれぞれ制限をかける必要があります。

インタフェイスごとにプロパティが、フィルタ定義されている者とされていない者の一つずつありますが、これは、フィルタ対象(IPのパケット)と、念のためにそれ以外のものも全部制限をかける、というので書いています。

でも、IPXとか、IP以外のパケットが出てくることはないと思うので、フィルタ定義されてないプロパティは削ってもいいような気がします。

そういえばうちはネットワークのサークルだった


ネットワークっぽい記事って初めてだなー。というわけで今回はおしまいです。


«#裏書典 について思ったこと

My Photo
無料ブログはココログ
January 2019
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31